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金融機関は、年間返済額150万円を、何年に亘って貸し出せるか(返済期間)、ということを考えます。返済期間は、通常35年間が上限です。返済期間が短いということは、借入額が少なくなるということを意味します。
さらに、中古マンションの場合、築年数が古い場合、返済期間が短縮されることもあります。このような制限をかける金融機関の場合、「55年−築年数」が返済期間の上限となるようです。ですから、中古マンションを購入する場合で、返済期間を上限の35年間にしたいのならば古くても築年数は20年以内のものを選んだほうがよいということになります。
次に審査金利です。審査金利というのは、金融機関が住宅ローンの貸出額を計算するときに使用するもので長期的な金利動向を踏まえた金利です。
あくまで審査上の金利ですから、実際の貸出金利とは異なります。これも金融機関によって違いはありますが、今のところ4%程度としている金融機関が多いようです。
ここまでで、「実質的な年間返済額」「返済期間」「審査金利」という三つの指標が出そろいましたこれで貸出金額上限の算定ができます。
■ あなたはいくらまで借りられる?
毎月 返済額
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2.5% | ||
25年 返済 | 30年 返済 | 35年 返済 | |
5万円 | 1,114 | 1,265 | 1,398 |
6万円 | 1,337 | 1,518 | 1,678 |
7万円 | 1,560 | 1,771 | 1,958 |
8万円 | 1,783 | 2,024 | 2,237 |
9万円 | 2,006 | 2,277 | 2,517 |
10万円 | 2,229 | 2,530 | 2,797 |
11万円 | 2,452 | 2,783 | 3,077 |
12万円 | 2,674 | 3,037 | 3,356 |
13万円 | 2,897 | 3,290 | 3,636 |
14万円 | 3,120 | 3,543 | 3,916 |
15万円 | 3,343 | 3,796 | 4,195 |
Q.いつ、いくら現金がひつよう?
A.家を買うときには、いつ、いくらの現金が必要なのか。また、買った後、住宅ローンの返済以外にどんな費用がかかるのか。いざ払う段になってあわてないよう、家を買うときのお金について知っておきましょう。買ったあと、定期的にかかるお金も知っておきましょう!
物件以外にもかかる費用
(税金) 固定資産税・都市計画税
(毎月支払う)管理費・修繕積立金・駐車場代など
マイホームに入居した後は、住宅ローンの返済以外にも、住まいを維持・管理するための費用がかかる。住まいの資金計画を立てるときは、これらの費用も併せて支払えるのか、考えることが大切です。